それは嵐を呼ぶメールだった。
「おまえも来れない?15000もあればなんとかなるんだけど」
ぶっちゃけ断る理由はなかった。
だがしかし、大きな障害をおれは抱えていた。
金がなかった。
これだけはマジで救いようがない。
そこでおれは勝負に出た。
北斗だ。
現在の日本において最も人気のある機種であり、その爆発力に全てを賭け全てを失うこともある。
そう、それが青春だ。
安定を求め花火かジャグラーにしようかとも思ったが、おれは全てを賭けることにした。
そう、それが青春だ。
現役プロフェッショナル大工の源さんの北斗はやめなさい指令はなかったことにした。
おれは戦った。
コスモの全てを燃やし、その魂をラオウに叩き付けた!
おれは弱かった。
全てを燃やし尽くしたおれはただ一人立ち尽くした。
空の財布を握り締め・・・
だがそれも青春だ。
めげずに友人に電話してマージャン。
おれの中のコスモはふたたびフェニックスのごとく甦り飛翔した!
なんだかんだで3000くらい浮き。
おれはこれでは足りないことはわかっていた。
気づくとおれはふたたび修羅の国へたどりついた。
そうそれが青春。
さきほどの台を見ると空いている。
おれは戦いの場へ戻った。
負けは許されなかった。
そして遂にラオウと対面した!
やつとの熾烈な戦いは7回で終了した。
しかしおれの心には大きな充実感が残った。
おれは安定を求めてそこで勝負をやめた。
なぜならおれに資金を貸してくれるという人がいたからだ。
ていうか、最初からそうすればよかったじゃないか・・・
第一部 旅立ちの章 完
おれは横浜にいた。
京都へ共に闘いに行く仲間との待ち合わせの地だからだ。
いまきち 関東の数少ないVケン使いの一人であり、今回の遠征の企画者。
タカ 藤沢最強豪鬼軍団の一角でありその実力は折り紙つき
VER 現在関東で大会を荒らしまくっている事実上のNO.1候補者
敬称略
おれたちは旅立った。
台風が心配され死を覚悟したのだがそれも最初だけでその心配は必要なかった。
静岡を抜け愛知、名古屋と移動する。
そして滋賀で一旦高速をおりる。
車を走らせているとあることに気づいた。
あのDARKさんの家のそばを走っていたのだ。
なぜか行くことに(DARKさん本当にごめんなさい)
そしてa-choへの道案内をしてもらう約束をし、南草津へ。
フレンドリーというファミレスで朝ご飯を済ましZERO3やりたい症候群に襲われたタカさんをジャングルでおろし残りは銭湯へ。
銭湯でまったりとした時間を過ごし寝ようとしたのだが寝れなかったのでおれもジャングルへ行った。
思ったとおりタカさんしかいなかった。
なぜかガチ。
財布もガチ。
そう、それが青春。
おれのコスモは完全燃焼するもボッコボコにされた。
大会に向け最悪のスタートだ。
しばらくすると人も集まりいざa-choへ!
第二部 男たちの旅路 完
ジャングルを出発して約1時間。
道行く京美人たちを目で追いまくり失神寸前でようやくa-choに着いた。
そこはまさに修羅の国だった。
おれたち以外にもほかに関東からの遠征者も何人か見られた。
UZDのビデオ販売ということでK8さんも来ていた。
影で活躍してくれる人がいるからみんなが楽しめることを忘れてはいけないと思った。
おつかれさま。
野試合では眠くてぬるい動きをしながらもレバーは個人的にはやりにくくはなかったのが幸いだった。
着いた時間がぎりぎりだったためにすぐに大会は開催された。
トーナメント表を見るとそこには関西を代表するプレイヤーのネコノヒさんと永パッチさんの名前があった。
せっかく関西に来たのだから強い相手と対戦したかったのでそのトーナメント表を見て気合が入った。
まず最初の試合はたけでぃさんのナッシュ。
ネコノヒさんと対戦するためには必ず勝たなければならない相手だった。
前まであったナッシュに対する苦手意識はもう今の自分にはなかったが相手が強く、かなり苦戦しましたがうまくまとめてなんとか一勝。
次はネコノヒさんとの試合。
自分にできる全てのことをやりました。
で予選一位抜け。
近所の大会でも一位抜けなんて滅多にないのでかなりうれしかったです。
決勝トーナメント一試合目は二代目名人のアサバさんでした。
今回はソドムでの出場だったのですが、ボッコボコにされてしまいました。
で、ちょっと野試合やってメシ。
ここらへんから車に乗るまで記憶がほとんどないんですがwww
一応携帯にメモってあるんですがここらへんだけぶっ飛んでます。
第三章 男たちの戦い 完
あとがき
えー、一緒に遠征してくれた方々お疲れ様でした。
滋賀で朝一に押しかけてしまったDARKさんご迷惑をおかけしました。
今回初めて遠征記とか書くって決めて、写真もたくさん撮ったんですが冷静に見ると使えるのがまったくなかったので排除でw
肝心の大会のほうですが雰囲気もよく、有意義な時間を過ごすことができたように思います。
大会関係者の皆さんの努力があってのものだと思います。
帰ってきてからのおれってーといつもどうりギャーギャー騒ぎながらZERO3やってます。
今度の遠征は滋賀のイベントになりそうですね。
そのときはまた遠征記でも書こうかと思います。
ではみなさんお元気で!
著:ハラキリドラゴン
スペシャルサンクス:スーパーサラダ
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